オシアコンクエストCT 300HG レビュー

皆さん、お久しぶりです。
最近忙しくて、中々投稿できず、大分間を空けてしまいすいません。

とりあえず、今日は2018年8月にシマノから発売された

オシアコンクエストCT300HGのレビューをしていこうかな、と思います。
発売から4か月が経過でトレンドを外してるし、投稿を怠っていたし、色々と申し訳ない事だらけですがご容赦ください。

無印の15オシアコンクエスト300HGと見比べるとこんな感じ。

左がオシアコンクエストCT300HG 右がオシアコンクエスト300HG
外箱はどちらもシックなブラックに金色のタイトル。
両者の違いはマイクロモジュールギアやX-SHIP、などなど投入されてる技術は一緒で、性能面に関してカウンターとフォールレバーがCTのほうがあるぐらいですかね。
外見的な違いは無印オシコンは樽型のT字型ハンドルに対して、
オシコンCTのほうは、17ジガーと同じ上下非対称の細長いハンドルになっているといった具合ですね。
同じ300番でも当然電子機器を搭載しているオシコンCTのほうが若干50グラムぐらい重くなっていますが、それでもこのサイズで400グラム切ってるのは、いい点ですね。
糸容量なども全く同じです。

要は、外見とカウンターの有無が違うだけで、ありとあらゆるスペックは同じです。

早速使用感のレビューと行きたいのですが、今回は無印ではなく、カウンターのついているCTのレビューですので、カウンターのセッティングなど、実戦で使える状態にするまでの感想も軽く書いていこうかと思います。
セッティング方法は付属の説明書で記載されているので割愛させて頂きます。

私はデジタル弱者なので、正直カウンターのセッティングや糸巻きなど、かなり苦しいものになるのではないかと、身構えていたのですが、説明書もわかりやすく1時間もしないぐらいで糸巻きから、カウンター調整と完璧に出来ました。
慣れてる人であれば10分ぐらいで完了するのではないかと思います。
ここも褒めたいポイントですね。

で、これから使用感を述べていきたいと思うのですが、この段階で敢えて言わしてもらいます。

このリールは既存の15オシアコンクエストに只、カウンターやフォールレバーを載せただけのハリボテでいづれ出る後継モデルとの橋渡し的存在の価格かさましリールではないということを。

正直自分も最近シマノさんが流行らせようとしているフォールレバー機能だのには、あまり関心がなく、率先して買うのは避けていました。ようは前述した様に、オマケを満載しただけで大きな差は出ないだろうと思ってました。
「じゃあお前ただでさえ無印オシコン300HG持ってんのに、なんでわざわざこれ買ったの?馬鹿なの?ww」
と、突っ込みたくなると思うでしょう。
自分はCTやフォールレバーの優秀さを知らず、最高級モデルを更新するさらなる最高級が登場したから買ってみただけ。
っていうのが当初の理由でした。
しかし実戦で使用した時、これら機能はオマケではない、それどころか、一つのリールが二つの武器を持っている様だとさえ思いました。
シマノさんは繋ぎとしてこのフォールレバーに注力しているのではなく、本気でフォールレバー×CTを今後の釣りの流れの大きな一部にしようとしている感じを受けました。

前書きが大分長くなりましたが、なぜそう思ったか、述べていこうと思います。
まずこいつに搭載されているカウンターに関してですが、これは電動リールや従来のカワハギリール同様にデジタルで水深の概算を出してくれる上に巻き速度やフォール速度まで10段階で表示されるという優れものです。
後はボタンを押すことでカウンターをランプが照らしてくれるので暗闇やサングラス越しなんかでも見やすくていいですね。
カウンターの良い所はヒットレンジをかなりシビアに把握できることと、水深をアナウンスで聞き忘れたなどのシーンで活躍しますね。
特にヒットレンジを糸の色や巻いた回数で、把握するとどうしても誤差が出ます。
しかしカウンターがあれば、1発で10cm単位でヒットレンジを把握でき、更に巻き速度と落下速度を数字で表してくれるので、カウンターの水深計を頼りに集中すべきポイントで先ほどのヒットパターンを巻き上げ速度とフォール速度を調整することによって今まででの釣り具では成しえないぐらい再現性の高い釣りができます。

で、このオシコンCT最大の特徴ともいえる、フォールレバー、こいつはすごいです。

実際に使ってみるまでこのフォールレバー機能は、10段階の範囲内で自在にルアーの落下速度を調整し、レバーの位置によってその落下速度、すなわちフォールスピードをただただカウンターに映すだけの、あくまでも目安の範囲としてでしか機能しないアバウトなものだと思っていました。
簡単にこれを例えると、糸から竿まですべてが同じ条件のタックルを二つ用意し、片方は300gのジグを付け、もう片方は100gのジグを付け、両方のリールのレバーを5まで回してフォールさせても、カウンターにはどちらも5と表示するといった感じのものかと思っていました。

ですが、この機能、実際は300gのルアーを付けてカウンターが5を示していても100gのルアーに付け替えたら3とか4とか表示します。レバーを動かしていないのに。
どういうことかというと、このレバーの締め具合やカウンターのスピード表示は、決してアバウトなものではなく、スプールの回転量や回転速度を逆算して算出するというものすごく精度の高いものであるとわかりました。

シマノさんのフォールレバーは生半可なものではないなとびっくりしましたね。

これのおかげで今までにないぐらい再現性の高い釣りができますね。

どの水深で、どれぐらいの速度でこれが釣れたからまた同じことすればまた釣れるよねっていう感じで。
そのほかにも今まで以上にテクニカルな釣りでも高い次元で対応できるようになったと思います。
例えば偏食期の時期に、極端に大きなベイトを食ってるとか、逆に極端に小さなベイトを食っているとかで、釣り場の水深にそぐわないルアーチョイスをせざるを行けない時ってありますよね。

例えば水深100mで、狙っている魚が偏食していて、小さなベイトにしか反応しない、だから小さいルアーを使いたいけど小さいルアーは重量がないから釣りが成立しない なんて時も、ある程度サイズを殺したルアーを使っても、フォール速度を速める事でなんとか対応するとかね。
従来もメカニカルブレーキの調節とかでなんとか対応できてましたが、メカニカルブレーキをどれぐらい緩めたかとか締めたかとかは数字で表示されないから、あくまでも感覚的なものでしかなかったのが、実際に数字になってくれる、非常に心強いですね。
メカニカルブレーキの場合はぶつけたとか、ドラグ調節のついでに間違えて触れちゃったとかで無意識のうちにずれますが、これは常に数値化してくれているので、不意のミスでもすぐにリカバリーできます。


ここまでは良いことばかり書いてきましたが、1点だけ問題があるんですよね。
フォール速度を緩めれば緩める程、巻き重りが出てくるんですよね。
というのも多分このフォールレバー機能というのは外部から操作できなくなったメカニカルブレーキを支配することで成立する構造だと思うので、フォール速度を落とす、すなわち通常のベイトリールでいうメカニカルブレーキがきつくしまった状態になるので、着底やタナ取り後は、巻き重りを排除するため、いったんレバーを締めた状態にしないといけないですね。
・ヘビージグをゆっくり落としたいけど軽く巻きたい
・不意の大物が来たので人間側の入力を最小限にしたい
・ルアーゆっくり落としたいけど疲れた
こうゆう場合は着底後やタナ取り後に一回一回フォールレバーを手前におもいっきり倒さないといけない
ちょっとこの1点が面倒くさいですね。
ただここはさすがオシアコンクエストといったところか、巻き重りが出てきてもなんか滑らかなんですよね回転が。

他にもこのCT+フォールレバー機能を搭載し、実質オシコンCTのサイズダウン下位互換のグラップラープレミアムも触ったことはないので断言はできませんが、同じようにフォール速度を緩めたら巻き重りが発生するのではないでしょうか。
ちょっとややこしいので簡潔に説明すると・・・
(巻き重りが発生する条件↓)
フォールレバーを奥に倒す=ブレーキが締まる=低速フォール
(巻き重り軽減する条件↓)
フォールレバーを手前に倒す=ブレーキ緩む=高速フォール


まあ総評としては非常に優秀なリールです。
元が無印のオシアコンクエストですのでパワー、回転性、ドラグフィーリング、ドラグ力、ありとあらゆる面で、ハイパフォーマンスです。

無印のオシアコンクエスト300HGの記事は別に書いてあるので、そちらもこの記事と抱き合わせで読んでいただければかなり参考になるのではないかと思います。

後、私はジギングメインですので、このリールのレビューをジギングを背景とした運用法で書いておりますが、オフショア用ベイトリールはジギングだけでしか使えないなんてことは全くないと思います。

浅場の餌釣りでも強力な武器になることは間違いないでしょう。
さらにこのCTはフォールレバー機能があるので、餌釣りの中でも群を抜いてテクニックを要求されるカワハギやマルイカ、タチウオ釣り、コマセワークにこだわる方にも自信をもっておすすめできます。

さらには私は、ビギナーの方がいきなりハイエンド機を購入することをお勧めしないタイプの人間なんですが、このオシコンCTは、中級者やある程度釣りに慣れないとわからない情報や多少の感覚を数字で叩き出してくれます。しかも一発で。
なのでこのリールの使用が適切な範囲での船釣り(ライトよりな釣り)に強い熱意のあるビギナーの方にも全然お勧めしますね。

ハイギアにするのかパワーギアにするのか、200にするのか300にするのか、それは各自店頭で巻いてみたり、自分の通うフィールドを考慮して選ばれるといいですね。

自分は関東エリアがメインですが、遠征で日本全国でミディアムからライトな釣りが要求されても幅広く対応できるように大きめの300サイズで、面倒くさがりなのでハイギアにしました。
あと300のHGとPGはT字ハンドルなんですよね。
個人的にはワンピッチからハーフや1/4、あるいはそれ以上に細かいアクションと、あらゆるアクションが付けやすいT字ハンドルが好きなのでこのハンドルデザインもこの番手の購入の大きな理由ですね。

丸形ハンドルノブが好み という場合は200or201のHG、あるいはサイズダウンすることになるが下位互換のグラップラープレミアムとかも選択肢に入りますね。


まとまりの悪い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもご参考になれれば幸いです。
また他にも質問等ございましたら、できる範囲で回答していきたいと思います。
お気軽にコメントをお寄せください。
誤字、脱字等ございましたらご指摘いただけると助かります。